なぜかというと、アメリカのイメージの一つとして、「訴訟大国」というものがあり、もし出世できない理由が太っているというものだとすれば、それが上司からのパワーハラスメントだとして訴えられても仕方のないことだと思ったからです。
では、なぜ訴えられないかというと、太っているということは自己管理ができない証拠とみなされるからです。
太った人と引き締まった体をした人が横に並んで立っているとき、どちらが自己管理ができているような印象を受けるでしょうか?
ほとんどの人が引き締まった体の人のほうが自己管理ができる人であるという印象を受けるはずです。
そして、自己管理ができないとみなされた人間が会社の中で上の地位に立って指揮をとったところで、下の地位にいる人間が尊敬してついてくるでしょうか?
己の体すらコントロールできない人間がほかの人をうまくコントロールできる確率は低いと考えられるので、わざわざ尊敬してついていく理由はないはずです。
また、裏を返せば、体を鍛えて自らを律して生きている空気を醸し出している人は尊敬されるということです。
これはどこの国でも老若男女問わず共通することだと思います。
なぜなら、健康的な体に対するあこがれというのは、国や年齢に関係なく存在するものだからです。
最後に、なぜ私がこのような話に感銘を受けたかというと、自己管理の大切さがよくわかるエピソードだと思ったからです。
やっぱり健康に生きるためにも、出世をするためにも自己管理をすることが大切だということですよね!