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伴 武澄さんのプロフィール
伴 武澄 1951/5/5 生(こどもの日に産まれた!)
東京外語大卒業 後 共同通信社 入社
共同通信では経済関係のデスク(編集長)をされていたとのこと。管理職です。
出会いのきっかけとその時の印象
2019年9月ころ
執筆者の川渕、安藤他 数名が、はりまや橋商店街を移動していたところ、Water Baseに居た伴さんに呼び止められたのが最初。
その時は、5~6人が並んで歩いていたので、恐らく気になって呼び止めたんだろうと思います。
伴さんから聞かれたのは、「君たちはどこから来て、何をするつもりだい?」ということでした。
当時は高知で農業をする、もしくはサポートをするということで集まったメンバーでしたので、そのような話をしました。
その時の伴さんの印象は、どんな人でも親しく話しかける人だな~、と思いました。
また、何かの力になろうという意思を感じ、親切な人が高知には居るものだと感心しました。
伴さんがやっていること
伴さんは現在70歳を超えていて、共同通信社という大企業に定年まで勤務されているので、年金はそれなりに頂いているそうです。
それで、アクセク働かなければならないわけではないので、高知の役立つことをやっていきたいと思っています。
2019年4月、高知市会議員選挙がありましたが、その時は300票ほど及ばず当選できませんでした(有権者数は27万人)。
当時の公約は水道民営化反対です。
ヨーロッパの主要国の一部に水道民営化を実施した国がありますが、その国は業者がコストカットすることで水道水の品質が低下したそうです。
また、行政は非効率で高コストということで民営化したはずですが、次第にコストアップして、行政がしたほうが結果的にはコストもそれほど上がらないということが、ヨーロッパで実証済みということで、「水道民営化反対」を訴えたのでした。
落選はしましたが、公約の内容に親近感を持ってくださった一部の実力者のお力添えによって、水道民営化の会社が高知市の建物に入居していた状況を追い出してくれたりしたそうです。
また、「夜学会」という勉強会を毎週金曜日に開いています。
もともと、江戸時代はどの藩も教育熱心でしたが、明治になっても高知では夜学会と教育のインフラがあったそうです。
来年春のNHK朝ドラは牧野富太郎をモデルにしたドラマですが、牧野富太郎の生家がある、佐川町(さかわちょう)は「名教館(めいこうかん)」という藩校(正確には土佐藩家老の深尾家の家塾)があり、ここから素晴らしい人材(偉人)が旅立っています。
世の中を良くするのも悪くするのも、そこに住む人間です。その人間がしっかりとした教育を受けていれば、法律などがなくても、国は治まります。
法律はもちろん必要ですが、法律に頼らない、素晴らしい人格を持った人を養成したいということで、伴さんは夜学会を行っています。
このような地域を良くしたい、地元を良くしたいという思いは今も変わらずにあります。
このような志とは別に、半分趣味・実証実験の意味も込めて、クレソンを栽培・販売しています。
クレソンは山の清流に生育し、栄養価の点では大変優秀で、最強の野菜と称されるくらいです。
そのクレソンは、農薬もいらないし、種を蒔くこともしないで自然に自生します。
草引きくらいしないと、草茫々のところで収穫するので、手間になるくらいです。
高知では山岳面積が全体の84%を占めており、清流もあちらこちらで流れています。
その清流を利用する実験も兼ねて、クレソンを育てている(自生しているから見守っている?)ということです。