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昔のお札は今も使える?出てきた古いお札の確かめ方と引き換え方

編集:お金をめぐる編集部 公開 更新 約4分で読めます
昔の拾圓札や拾銭札など、古いお札
目次
  1. 古いお札が出てきたら、まず何を見る?
  2. 今も使えるお札はどれ?
  3. 使えないお札はどんなもの?
  4. 聖徳太子の百円札はなぜ要注意?
  5. お店で使いにくいお札はどうする?
  6. 日本銀行で引き換えるには?
  7. よくある質問

引き出しの奥や古い封筒から、見慣れないお札が出てくることがあります。そのお札が日本銀行の「有効」な25種類に入っていれば、今も額面どおりのお金です。一覧にないお札は、日本銀行の情報で有効かどうかを確かめます。今も有効でも使いにくい古いお札は、日本銀行で今のお札に引き換えてもらえます。

  1. 日本銀行が有効とするお札は25種類。入っていれば今も額面どおり使える
  2. 1円未満のお札や、一部の聖徳太子の百円札などは使えない
  3. 使いにくい古いお札は、日本銀行の本店・支店で、予約のうえ手数料なしで今のお札に引き換えられる

古いお札が出てきたら、まず何を見る?

慌てて捨てたり、そのままお店で出したりする前に、3つのことを見ておくと安心です。

  1. 額面:1円より小さい額面(銭のお札)なら、今は使えません
  2. 肖像や図柄:だれの顔か、どんな図柄かを確かめます
  3. 一覧との照合:今も使えるお札の肖像 一覧に同じ額面・同じ顔の券があるかを見ます

一覧に載っていれば、まずは今も使えるお札だと考えてよいでしょう。百円札だけは、このあと見る注意点があります。

今も使えるお札はどれ?

日本銀行によると、今も有効なお札は25種類あります。今発行されている券と、もう発行されていない昔の券を合わせた数です。額面ごとに数えると、次のようになります。

額面今も使える種類
一万円4種類
五千円4種類
二千円1種類
千円5種類
五百円2種類
百円2種類
五十円1種類
十円1種類
五円1種類
一円4種類

意外に多いのが一円札です。明治の大黒像の券をはじめ、4種類が今も有効なお札として残っています。

日本銀行の説明では、お札が使えなくなるのは、法令で特別な措置がとられたときだけです。古いから自動的に使えなくなる、ということはないのです。

使えないお札はどんなもの?

日本銀行がこれまでに出したお札は56種類で、そのうち31種類は今は使えません。過去3回の特別な措置で使えなくなったお札です。

手元に出てきやすいものでいうと、1円未満のお札は1953年12月31日で使えなくなっています。銭の単位のお札が出てきたら、今のお金としては使えません。

使えなくなったいきさつは日本のお札の歴史にまとめています。

聖徳太子の百円札はなぜ要注意?

ここがいちばん間違えやすいところです。聖徳太子の百円札は、1946年に出た縦93mm・横162mmの大きなお札です。このお札には、今も使えるものと、使えない失効券がまざっています。

見分けるところは2つあります。

  • 表の中央、「百圓」の文字の下に赤い標識があるか
  • 裏の模様が赤い色か

赤い標識がなく、裏の模様が赤いものは失効券です。同じ顔、同じ額面でも、ここで分かれます。手元の百円札が聖徳太子の顔なら、この2か所を見てください。

お店で使いにくいお札はどうする?

今も有効なお札でも、実際にはお店で使いにくいことがあります。日本銀行によると、聖徳太子の一万円札のような古いお札は、世の中の現金を扱う機械では、すでに扱われていないとみられます。

そうしたお札は、傷んでいなくても、日本銀行の窓口で今のお札に引き換えてもらえます。日本銀行は、流通に不便なお金の例として、聖徳太子の一万円札や記念硬貨を挙げています。

日本銀行で引き換えるには?

窓口があるのは、日本銀行の本店と、全国のすべての支店です。持って行く前に、次の点を押さえておくと安心です。

  • 予約:前もって予約しておく。予約なしで行くと、その日のうちに引き換えてもらえないこともある
  • 時間:受付は、日本銀行が開いている日の朝9時から15時まで
  • 手数料:手数料はかからない
  • 郵送:郵送では受け付けていない
  • 両替:日本銀行は両替はしていない。両替は近くの金融機関へ

予約は、日本銀行のホームページや電話で、行く予定の本店・支店に入れます。

なお、「古いお札が使えなくなる」といった話を耳にしても、日本銀行はそれを誤った情報として注意を呼びかけています。法令による特別な措置がとられない限り、有効なお札が古いという理由だけで、ある日突然使えなくなるわけではありません。

よくある質問

古い硬貨も使える?

日本銀行は、もう発行されていない昔の500円玉・100円玉・50円玉・10円玉・5円玉も、有効な貨幣として挙げています。硬貨の移り変わりは日本の硬貨の歴史にあります。

破れたり汚れたりしている古いお札は?

日本銀行は、汚れたり傷んだりして使いにくくなったお金も、法令などの基準に照らして引き換えています。窓口や予約の決まりは、上で見た古いお札の引き換えと同じです。

新しいお札に替えないといけない?

替える必要はありません。くわしくは新紙幣はいつから?にまとめています。

  • 日本銀行が有効とする25種類に入っていれば、古いお札も今も額面どおりのお金
  • 1円未満のお札と、赤い標識のない聖徳太子の百円札(裏が赤いもの)は使えない
  • 使いにくいお札は、日本銀行の本店・支店で、予約のうえ手数料なしで引き換えられる

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