一万円札の重さと大きさ一万円券(日本銀行券)
一万円札は縦76mm×横160mm。1枚の重さは約1gで、1円玉1枚とほぼ同じです。
| 大きさ | 縦76mm × 横160mm |
|---|---|
| 重さ・厚さ | 約1g・約0.1mm(1枚あたり) |
| いまの券 | 渋沢栄一(裏:東京駅(丸の内駅舎)) 令和6(2024)年7月3日から |
| 1つ前の券 | 福沢諭吉(裏:鳳凰像(平等院)) 平成16(2004)年11月1日から |
福沢諭吉は40年間、一万円札の顔だった
福沢諭吉の一万円札が出たのは1984年。2004年にお札のデザインが新しくなったときも顔は替わらず、渋沢栄一の券が出る2024年まで、40年にわたって一万円札の顔でした。
おもしろいのは、2004年に一万円札・五千円札・千円札がそろって新しくなったとき、顔が替わらなかったのが一万円札だけだということです。その前の聖徳太子の一万円札は、1958年から1984年までの26年でした。
そのため、今も使える一万円札の顔は3人だけです。五千円札の4人、千円札の5人と比べると、いちばん少なくなっています。
一万円札は、ほかのお札よりどれだけ大きい?
一万円札は4種類でいちばん横幅の長いお札です。千円札を上に重ねると、一万円札の右端が1cmはみ出します。
日本のお札は縦76mmでそろっていて、額面ごとに違うのは横幅だけです。
数mmの差は、並べて見比べないと気づきにくいほどです。それでも日本銀行は、触ってお札を区別するときの手がかりの1つに、この横の長さを挙げています。
財布の中で一万円札を見分けるには?
暗い場所や急いでいるときでも、いまの一万円札(2024年発行)は次の4つのどれかで見分けられます。目で見るだけでなく、触ったり光にかざしたりしても分かるのが特徴です。
| 長さで | 4種類の中でいちばん横が長い(横160mm) |
|---|---|
| 触って | ざらっとした斜めの線のマークが、表の左右の中央にある |
| 見て | キラキラした部分(ホログラム)が帯の形(ストライプ型)で左寄り |
| 透かして | 光にかざすと、縦の棒が3本見える |
100枚・1万枚・1億円分だと、どれくらいの厚さと重さ?
一万円札100枚(100万円分)を束ねても、厚さは約1cm、重さは約100g。お札1枚は約0.1mm・約1gと、とても薄くて軽いものです。
1億円を一万円札でそろえると1万枚。積み上げると約1mです。同じ1億円を千円札でそろえると10万枚になり、高さは約10m、一万円札の10倍になります。
| 枚数 | 積み上げた高さ | 重さ |
|---|---|---|
| 100枚 | 約1cm | 約100g |
| 1,000枚 | 約10cm | 約1kg |
| 1万枚(1億円分) | 約1m | 約10kg |
お札の厚さや重さは、湿気などで少し変わることがあります(日本銀行)。表は目安です。
同じ1kgなら、何円分?
同じ1kgでも、中身がお札か硬貨かで金額は桁違いです。一万円札なら約1,000万円分なのに、1円玉ならわずか1,000円分。重さは同じでも、金額は1万倍違います。
硬貨の中で1kgあたりの金額がいちばん大きいのは500円玉ですが、それでも約7万円分です。
| お金 | 1kgあたりの枚数 | 1kgあたりの金額 |
|---|---|---|
| 一万円札 | 約1,000枚 | 約10,000,000円 |
| 五千円札 | 約1,000枚 | 約5,000,000円 |
| 二千円札 | 約1,000枚 | 約2,000,000円 |
| 千円札 | 約1,000枚 | 約1,000,000円 |
| 500円玉 | 約141枚 | 約70,423円 |
| 100円玉 | 約208枚 | 約20,833円 |
| 50円玉 | 250枚 | 12,500円 |
| 10円玉 | 約222枚 | 約2,222円 |
| 5円玉 | 約267枚 | 約1,333円 |
| 1円玉 | 1,000枚 | 1,000円 |
お札は1枚約1g(日本銀行)、硬貨は造幣局の量目(1枚の重さ)で計算。割り切れないものは四捨五入して「約」を付けています。
前の一万円札と何が変わった?
今も使える一万円札でいちばん古いのは、1958年に発行が始まった聖徳太子の券です。今のお札より縦が8mm、横が14mm大きいお札でした。
- 1958年聖徳太子の券・縦84mm×横174mm(今も使える(発行停止))
- 1984年福沢諭吉の券・縦76mm×横160mm(今も使える(発行停止))
- 2004年福沢諭吉の券・縦76mm×横160mm(発行中(ひとつ前の券))
- 2024年渋沢栄一の券・縦76mm×横160mm(いま発行中)
1984年からは大きさが変わっていません。替わってきたのは、肖像とデザインです。
昔の一万円札は今も使える?
使えます。引き出しの奥から古いお札が出てきても、上の年表の券なら、日本銀行が今も有効としているお札です。年表の「発行停止」は、新しく世の中に出すのをやめたという意味で、使えなくなったわけではありません。ほかの額面もふくめた一覧は今も使えるお札の肖像 一覧にあります。
偽造を防ぐ工夫は?
お札には、まねされにくい仕掛けがいくつも入っています。
- 深凹版印刷(触るとざらつく)
- ホログラム(傾けると肖像が回る)
- 潜像模様(傾けると数字と「NIPPON」が浮かぶ)
- パールインキ(傾けると左右の端がピンクに光る)
- すき入れ(透かすと肖像・模様・縦の棒が見える)
- マイクロ文字(虫眼鏡で「NIPPONGINKO」)
- 特殊発光インキ(紫外線で光る)
それぞれのしくみや、自分で確かめる方法はお札の偽造防止技術のしくみは?で紹介しています。
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数値の確認日:2026-09-28
