五千円札の重さと大きさ五千円券(日本銀行券)
五千円札は縦76mm×横156mm。1枚の重さは約1gで、1円玉1枚とほぼ同じです。
| 大きさ | 縦76mm × 横156mm |
|---|---|
| 重さ・厚さ | 約1g・約0.1mm(1枚あたり) |
| いまの券 | 津田梅子(裏:フジ(藤)) 令和6(2024)年7月3日から |
| 1つ前の券 | 樋口一葉(裏:「燕子花図」(尾形光琳)) 平成16(2004)年11月1日から |
五千円札だけ、2004年に1mm長くなった
今も使える五千円札を古い順に並べると、1984年に出た新渡戸稲造の券は横155mm。2004年の樋口一葉の券から156mmになり、今の津田梅子の券もその長さです。
意外なのは、1984年からあとで横の長さが変わったのが、4種類の中で五千円札だけだということです。一万円札と千円札は、肖像が替わっても長さは同じままです。
もう1つ、五千円札には一万円札と取り違えないための変更もありました。2014年5月12日からあとに出た樋口一葉の五千円札は、ホログラムのうち光って見える透明なシールの部分(触ると印刷の部分と感触が違う)を、一万円札とは違う大きさと形にしています。
ふだん気にとめない部分ですが、2014年からあとの樋口一葉の五千円札と福沢諭吉の一万円札を並べると、キラキラした部分の形が違うのが分かります。
五千円札は、ほかのお札よりどれだけ大きい?
五千円札は、一万円札より4mm短く、千円札より6mm長いお札です。4種類では2番目に長い横幅です。
日本のお札は縦76mmでそろっていて、額面ごとに違うのは横幅だけです。
数mmの差は、並べて見比べないと気づきにくいほどです。それでも日本銀行は、触ってお札を区別するときの手がかりの1つに、この横の長さを挙げています。
財布の中で五千円札を見分けるには?
暗い場所や急いでいるときでも、いまの五千円札(2024年発行)は次の4つのどれかで見分けられます。目で見るだけでなく、触ったり光にかざしたりしても分かるのが特徴です。
| 長さで | 4種類の中で2番目に横が長い(横156mm) |
|---|---|
| 触って | ざらっとした斜めの線のマークが、表の上下にある |
| 見て | キラキラした部分(ホログラム)が帯の形(ストライプ型)で中央寄り |
| 透かして | 光にかざすと、縦の棒が2本見える |
100枚・1万枚・1億円分だと、どれくらいの厚さと重さ?
五千円札100枚(50万円分)を束ねても、厚さは約1cm、重さは約100g。お札1枚は約0.1mm・約1gと、とても薄くて軽いものです。
1億円を五千円札でそろえると2万枚。積み上げると約2mになり、一万円札で積んだとき(約1m)の2倍の高さです。
| 枚数 | 積み上げた高さ | 重さ |
|---|---|---|
| 100枚 | 約1cm | 約100g |
| 1,000枚 | 約10cm | 約1kg |
| 1万枚 | 約1m | 約10kg |
| 1億円分(20,000枚) | 約2m | 約20kg |
お札の厚さや重さは、湿気などで少し変わることがあります(日本銀行)。表は目安です。
同じ1kgなら、何円分?
同じ1kgでも、中身がお札か硬貨かで金額は桁違いです。五千円札なら約500万円分なのに、1円玉ならわずか1,000円分。重さは同じでも、金額は5,000倍違います。
硬貨の中で1kgあたりの金額がいちばん大きいのは500円玉ですが、それでも約7万円分です。
| お金 | 1kgあたりの枚数 | 1kgあたりの金額 |
|---|---|---|
| 一万円札 | 約1,000枚 | 約10,000,000円 |
| 五千円札 | 約1,000枚 | 約5,000,000円 |
| 二千円札 | 約1,000枚 | 約2,000,000円 |
| 千円札 | 約1,000枚 | 約1,000,000円 |
| 500円玉 | 約141枚 | 約70,423円 |
| 100円玉 | 約208枚 | 約20,833円 |
| 50円玉 | 250枚 | 12,500円 |
| 10円玉 | 約222枚 | 約2,222円 |
| 5円玉 | 約267枚 | 約1,333円 |
| 1円玉 | 1,000枚 | 1,000円 |
お札は1枚約1g(日本銀行)、硬貨は造幣局の量目(1枚の重さ)で計算。割り切れないものは四捨五入して「約」を付けています。
前の五千円札と何が変わった?
今も使える五千円札でいちばん古いのは、1957年に発行が始まった聖徳太子の券です。今のお札より縦が4mm、横が13mm大きいお札でした。
- 1957年聖徳太子の券・縦80mm×横169mm(今も使える(発行停止))
- 1984年新渡戸稲造の券・縦76mm×横155mm(今も使える(発行停止))
- 2004年樋口一葉の券・縦76mm×横156mm(発行中(ひとつ前の券))
- 2024年津田梅子の券・縦76mm×横156mm(いま発行中)
2004年からは大きさが変わっていません。替わってきたのは、肖像とデザインです。
昔の五千円札は今も使える?
使えます。引き出しの奥から古いお札が出てきても、上の年表の券なら、日本銀行が今も有効としているお札です。年表の「発行停止」は、新しく世の中に出すのをやめたという意味で、使えなくなったわけではありません。ほかの額面もふくめた一覧は今も使えるお札の肖像 一覧にあります。
偽造を防ぐ工夫は?
お札には、まねされにくい仕掛けがいくつも入っています。
- 深凹版印刷(触るとざらつく)
- ホログラム(傾けると肖像が回る)
- 潜像模様(傾けると数字と「NIPPON」が浮かぶ)
- パールインキ(傾けると左右の端がピンクに光る)
- すき入れ(透かすと肖像・模様・縦の棒が見える)
- マイクロ文字(虫眼鏡で「NIPPONGINKO」)
- 特殊発光インキ(紫外線で光る)
それぞれのしくみや、自分で確かめる方法はお札の偽造防止技術のしくみは?で紹介しています。
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数値の確認日:2026-09-28
