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昭和64年の硬貨はなぜ少ない?7日間だけの年号と硬貨ごとの製造枚数

編集:お金をめぐる編集部 公開 更新 約4分で読めます
昭和六十四年の年号が入った500円玉・10円玉・5円玉・1円玉
目次
  1. 昭和64年はなぜ7日間しかない?
  2. 昭和64年の硬貨は何枚作られた?
  3. 昭和63年と比べて、どの硬貨がどれだけ少ない?
  4. 50円玉と100円玉の昭和64年はある?
  5. 7日間にしては少ない?多い?
  6. 昭和64年の硬貨は今も使える?
  7. よくある質問

昭和64年は、1989年1月1日から1月7日までの7日間しかなかった年号です。造幣局の製造枚数表で昭和64年の欄を合計すると、2億7,417万枚です。同じ1989年の平成元年の約17分の1で、50円玉と100円玉の欄は0千枚でした。

  1. 昭和64年は1月1日から1月7日までの7日間。1月8日に平成に変わった
  2. 造幣局の表では、昭和64年欄の合計は2億7,417万枚。平成元年の約17分の1
  3. 50円玉と100円玉は、造幣局の表で0千枚。作られていたとしても500枚未満

昭和64年はなぜ7日間しかない?

昭和64年の年号が短いのは、年の途中で元号が変わったからです。元号を平成に改める政令は1989年1月7日に公布されました。

この政令には「公布の日の翌日から」施行すると書かれています。施行されたのは1月8日です。そのため昭和64年は、1月1日から1月7日までの7日間で終わりました。

年号そのものが7日間しかなかった年です。造幣局の表を見ると、「昭和64年」と入った硬貨も、ほかの年よりずっと少なくなっています。

昭和64年の硬貨は何枚作られた?

造幣局の「年銘別貨幣製造枚数」から、前の年の昭和63年、昭和64年、同じ1989年の平成元年を並べました。単位は表のまま千枚です。

硬貨昭和63年昭和64年平成元年
1円玉1,269,042116,1002,366,970
5円玉396,12067,332960,660
10円玉618,11274,692666,308
50円玉109,1120245,000
100円玉363,1120369,000
500円玉148,21816,042192,852
合計2,903,716274,1664,800,790

昭和64年の合計は2億7,417万枚です。平成元年の48億79万枚と比べると約17分の1、昭和63年の29億372万枚と比べても約10分の1しかありません。

6種類の中で多いのは1円玉で、1億1,610万枚。いちばん少ないのは、数字の入っている4種類のうちでは500円玉の1,604万枚です。

昭和63年と比べて、どの硬貨がどれだけ少ない?

同じ「少ない」でも、硬貨によって減り方が違います。昭和64年の枚数が、昭和63年の何%にあたるかを硬貨ごとに計算しました。

  • 1円玉:約9%
  • 5円玉:約17%
  • 10円玉:約12%
  • 500円玉:約11%
  • 50円玉・100円玉:0千枚

割合でいちばん多く残っているのは5円玉で、昭和63年の約6分の1です。いちばん少ない1円玉は約9%で、枚数そのものは6種類で最も多いのに、割合では最も小さくなっています。

50円玉と100円玉の昭和64年はある?

造幣局の表では、昭和64年の50円玉と100円玉は「0」です。前の年にも次の年号にも数字が入っているのに、この2つだけが0千枚になっています。

この表は千枚未満を四捨五入しています。0千枚だけでは、実際に0枚だったのか、千枚未満の端数があったのかまでは分かりません。表の丸め方から、あったとしても500枚未満です。同じ読み方は、ギザ10とはの昭和31年でもしています。

なぜこの2つが0千枚なのかは、造幣局の表からは分かりません。なお、この表には記念貨幣は入っていません。

7日間にしては少ない?多い?

見方を変えると、別の姿も見えてきます。1989年の年号は、昭和64年と平成元年の2つです。この2つを合わせた枚数のうち、昭和64年は約5%でした。

一方、7日間は365日のうちの約2%です。日数の割合だけで考えるより、昭和64年の硬貨は多く作られていたことになります。

ただし、昭和64年の硬貨がいつ、どのように作られたのかまでは、この表には書かれていません。ここで言えるのは、年号ごとの枚数を比べるとこうなる、というところまでです。

昭和64年の硬貨は今も使える?

昭和64年の1円玉・5円玉・10円玉は、今と同じ種類の硬貨です。500円玉は1982年に出た白銅の500円玉で、日本銀行の「有効な貨幣」の一覧に入っています。

財布から昭和64年の硬貨が出てきても、額面どおりに支払いに出せます。

よくある質問

昭和64年の硬貨の見た目は、ほかの年と違う?

違うのは年号だけです。図柄は同じ種類の硬貨と変わりません。6種類の図柄は硬貨の絵柄の意味にあります。

平成元年の硬貨も少ない?

少なくありません。平成元年の硬貨は合わせて48億79万枚で、昭和63年の29億372万枚より多く作られています。昭和63年・昭和64年・平成元年の3つを比べると、昭和64年だけが大きく少なくなっています。

昭和64年の500円玉はどの500円玉?

1982年に出た白銅の500円玉です。歴代の500円玉の違いは新旧500円玉の違いで比べています。

  • 昭和64年は、1989年1月1日から1月7日までの7日間だけの年号
  • 造幣局の表では、昭和64年欄の合計は2億7,417万枚。平成元年の約17分の1
  • 50円玉と100円玉は0千枚。そうなったわけは表からは分からない

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