本文へ移動

新紙幣はいつから?2024年7月3日に何が変わり、古いお札はどうなるか

編集:お金をめぐる編集部 公開 更新 約5分で読めます
渋沢栄一の新しい一万円札を持つ手
目次
  1. 新紙幣はいつから?
  2. 古いお札はいつまで使える?
  3. 新しいお札に交換しないといけない?
  4. 新しいお札はどこで手に入る?
  5. 発表から発行まで、どれくらいかかった?
  6. 「AA000001AA」のお札はどこにある?
  7. 新しいお札は何が変わった?
  8. よくある質問

新しい一万円札・五千円札・千円札は、2024年7月3日から発行されています。今持っている古いお札は、そのまま使えます。新しいお札に交換する必要もありません。

  1. 新紙幣(一万円札・五千円札・千円札)の発行は2024年7月3日から
  2. 古いお札は今も使える。新しいお札に交換する必要はない
  3. 新しいお札は、準備ができた金融機関から順に、窓口やATMで出回っている

新紙幣はいつから?

2024年7月3日です。日本銀行が2023年12月12日に、この日を発行期日と決めて知らせました。

新しくなったのは、一万円札・五千円札・千円札の3つです。顔は、一万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎になりました。二千円札は今回の対象に入っていません。

古いお札はいつまで使える?

「いつまで」という期限はありません。日本銀行は、今出回っているお札は、新しいお札の発行が始まったあとも引き続き使えますと案内しています。

日本銀行のお札が使えなくなるのは、法令で特別な措置がとられたときだけです。そうした措置が過去にどんなときにあったかは、日本のお札の歴史にまとめています。

新しいお札に交換しないといけない?

その必要はありません。日本銀行も、古いお札は引き続き使えるので、新しいお札に交換する必要はないと書いています。

そもそも日本銀行の窓口では、両替や、新しいお札への単純な交換はしていません。汚れたり傷んだりして使いにくくなったお札の引き換えは行っていますが、それとは別の話です。

「古いお札が使えなくなる」といった話を耳にしても、日本銀行はそれを誤った情報として注意を呼びかけています。

新しいお札はどこで手に入る?

特別な手続きはいりません。いつも使っている銀行などの窓口やATMで受け取れます。発行日のあと、新しいお札は日本銀行から各金融機関へ渡りました。そこから、用意ができた金融機関の順に出回り始めています。

発行日に日本銀行へ行けば手に入る、というものでもありません。日本銀行は番号の順にお札を払い出しているわけではありません。日本銀行に行っても特定の番号のお札は手に入らない、と説明しています。

発表から発行まで、どれくらいかかった?

新しいお札は、ある日突然出てきたわけではありません。年表にすると、発表から発行まで約5年3か月かかっています。

時期できごと
2019年4月9日新しいお札の発行を発表
2021年9月1日印刷開始式。新しい一万円札がお披露目
2021年11月〜2023年1月サンプル閲覧会(4回)
2023年6月28日「2024年7月前半をめど」と発表
2023年12月12日発行期日を2024年7月3日に決定
2024年7月3日発行開始

数字で見ると、印刷が始まってから発行までも約2年10か月あります。お札は、刷り始めてすぐに財布に届くものではないわけです。その間には、新しいお札のサンプル閲覧会が4回開かれています。具体的な発行日は、財務省の告示で正式に示される決まりになっていました。改刷そのものの決まり方や、新しいお札の広まり方は改刷の記事にまとめています。

「AA000001AA」のお札はどこにある?

発行日そのものとは別ですが、新紙幣ならではの話がもうひとつあります。最初の番号のお札の行き先です。

新しいお札で最初の番号「AA000001AA」は、一万円札・五千円札・千円札のどれも、貨幣博物館に贈られました。貨幣博物館は日本銀行の博物館です。日本銀行は、一般への公開を前提に、若い番号のお札を肖像などにゆかりのある先へ贈っています。

  • AA000001AA:貨幣博物館(3券種とも)
  • AA000002AA:一万円札は東京商工会議所、五千円札は東京都新宿区、千円札は神奈川県
  • AA000003AA:一万円札は東日本旅客鉄道、五千円札は津田塾大学、千円札は北里研究所
  • AA000004AA:国立印刷局(3券種とも)

もうひとつおもしろいのが、同じ日に、2004年の券の「最終製造券」も贈られていることです。一万円札はZE300000Xが慶應義塾へ、五千円札はLD900000Jが東京都台東区へ。千円札はHM300000Aが野口英世記念会へ贈られました。2004年の券は今も発行中の一覧に入っていますが、日本銀行は「最後に製造した券」として番号を示しています。

新しいお札は何が変わった?

見た目でいちばん分かりやすいのは、肖像が立体的に見えて回転するホログラムです。お札に使われたのは世界で初めてです。指で触る識別マークは11本の斜線にそろえられ、額面の数字も大きくなりました。番号(記番号)は、頭と末尾に2文字ずつアルファベットが入る形になっています。

額面ごとの違いは一万円札の歴史・五千円札の歴史・千円札の歴史に、大きさや重さは日本のお札の一覧にまとめています。

よくある質問

二千円札は新しくならない?

今回、日本銀行が発行期日を決めたのは一万円札・五千円札・千円札の3つです。二千円札は含まれていません。二千円札そのものについては、二千円札の記事にまとめています。

新しい500円玉はいつから?

新しい500円玉は、2024年のお札より先に、2021年11月1日から支払いが始まっています。違いは新旧500円玉の違いで比べています。

  • 新紙幣(一万円札・五千円札・千円札)は2024年7月3日から発行されている
  • 古いお札は引き続き使え、交換の必要もない。新しいお札は金融機関の窓口やATMで出回っている
  • 発表から発行まで約5年3か月。AA000001AAのお札は3券種とも貨幣博物館に贈られた

次に読む